「Civil War」の先行上映に行ってきました。全国公開は10月4日(金)。1週間だけフライングです💦
上映後のロビー、鑑賞後のグループが口々に「シビれた〜」「チョー良かったと思わない?」「IMAX凄えナ」などなど
お一人さま鑑賞のYoichiroは、無言でうなずき同意するのみ。誰かと話したい!! 誰かに伝えたい!! ということでブログを書いております。
感想①ネタバレ無し
ストーリーはいたってシンプル。アメリカ合衆国政府に対しカリフォルニア&テキサス州の西部連合がクーデターを起こして内戦に。主人公の戦場カメラマン一行はワシントンDCに居る大統領の単独インタビューを敢行すべく東を目指す。
IMAXのサウンドがホントに凄い。戦争映画なので銃撃戦や爆弾の爆発音はもちろんですが。。ヘリコプターの回旋音が半端ない。DCを目指して20機程のヘリが一斉に離陸するシーンなんか圧巻でした。
感想②ネタバレあり
合衆国分断の理由については一切描かれていません。タイプの違うお国柄のテキサスとカリフォルニアが同盟を結ぶ。目指す共通のイデオロギー、みたいな部分は描かれない。西部連合はシンプルに中央政府の「玉」、大統領を仕留めに行く。
ふと思ったのが戊辰戦争に似ているなぁ。。タイプの違う薩摩と長州がタッグを組む。最初は尊王攘夷or開国が論点だったハズが途中から論点が見えなくなる。攘夷≒移民排斥とするなら今のアメリカと重なって見える。
さておき
激しい戦闘シーンはあるものの、普段通りの生活を営む市民の姿も描かれています。
DC直下のウエスト・ヴァージニア州、ビル屋上に狙撃兵が待ち構える中、普段着で犬の散歩をする老婦人。
通常営業中のブティック、何事もないかのごとく働く女性店員。なんでそんなに普通で居られるのか。。曰く
「戦争? 関わらないのが一番ョ」
世間が2極に分かれたトキ、正義と正義がぶつかりあうトキ
「関わらないのが一番」
ですよね~
主人公の一行が民兵に囚われて銃で脅される場面があります。銃を突きつけられて一人づつに同じ質問を繰り返す兵士
「What kind of American?」
ここでテキサス、カリフォルニア出身なんて言ったら即お陀仏だけど
ミズーリ ⇒ OK、コロラド ⇒ OK、フロリダ ⇒ 渋々OK。みたいなシーンがありました。合衆国各州のキャラクターや関係性って全然知らないなぁ。。直後に移民排斥を象徴する衝撃のシーンが😱
主役は二人の女性。埃っぽくて粗野な画面の中にも華がある。殺伐と厳しいストーリーだけど笑いやユーモアも散りばめられている。
もう一度観に行こうかな〜